まずWiMAXとは何なのでしょうか?その辺りから詳しく解説してみます。
WiMAXとは?
WiMAX(ワイマックス)とは、「Worldwide Interoperability for Microwave Access」の略で無線通信技術のことを言います。
UQ コミュニケーションが行っているサービスになります。ココの回線をかりて、色々なプロバイダーがサービスを展開しているので、どこのプロバイダーを選んでも通信速度や容量、エリアなどは変わりません。
下り最大40Mbpsの高速通信が可能で、電波がしっかり届いている主要部であれば実際に3Mbps以上の通信ができます。
(下りというのは、ネット上からPCやスマホでデータを持ってくること、ダウンロードなど。逆に上りは、PCやスマホからデータをアップロードすること。多くの人にとっては、下りが重要です。)
通信制限なし、下り最大40 Mbps、人口カバー率94%
今、これを単独で契約することはできなくなっています。
WiMAX2+とは?
WiMAXの後に登場したのがWiMAX2+です。
WiMAX2+はWiMAXに比べてほとんど項目でパワーアップしたものと考えておけば分かりやすいと思います。
WiMAX2+は最大で440Mbpsという非常に速い通信速度にパワーアップしています。
通信制限なし(3日で10GB)、下り最大440 Mbps、人口カバー率94%、LTEのエリアも利用可能
WiMAXとWiMAX2+はルーターでどちらを利用するか設定できるようになっています。
ノーリミットモードがWiMAXに、ハイスピードモードがWiMAX2+に対応しています。
WiMAXとWiMAX2+の違いを比較
WiMAX | WiMAX2+ | |
通信速度 (最大Mbps) |
40 | 440 |
人口カバー率 | 94% | 94% |
通信制限 | なし | 3日で10GB |
料金 | ほぼ同じ | ほぼ同じ |
10GBは通常の画質の動画で40時間分くらいです。ですのでほぼ引っかかることはないと考えて良いでしょう。
WiMAX2+を選ぶときの注意点
3年目以降は速度制限あり
3年目に入ると、月の通信量上限が7GBになります。
これを超えると速度制限が加えられます。ですが、1Mbps程度の速度への制限なので、全く利用できないというレベルではありません。
3年目以降の制限が嫌な場合には、2年で解約して他のプロバイダーを選ぶというのも一つの手です。
これは今の現状ですので、今後変わるかもしれません。
通信エリアのチェック
契約する前に通信可能エリアなのかどうか確認しておきましょう。
外で使用する方は、自宅だけでなく、よく利用する場所も通信可能エリアになっているのか確認しておいた方がいいでしょう。
人口カバー率が94%あり、LTEエリアも利用できるので、使えない可能性は薄いですが、購入した後に使えなかったら残念ですからね。
利用可能エリアは、各プロバイダーの申し込みページから確認できるようになっています。