image

WiMAX2+が実際にどれくらいの通信速度になるのかを見る前に、まずは理論上の最大速度からみていきましょう。

WiMAX2+の理論上の最大速度について

WiMAX2+は3種類の通信モードを利用することができ、それぞれでスピードが異なっています。

分かりやすくするために表にまとめてみました。

ノーリミットモード これまでのWiMAXを利用
下り最大13.3Mbps
上り最大10.2Mbps
ハイスピードモード WiMAX2+を利用
下り最大440Mbps
上り最大10Mbps
※利用のエリアによっては下り最大値は変わります。
ハイスピードプラス
エリアモード
※LTEオプション対応の
ルーターが必要
WiMAX2+とau 4G LTE方式(800MHz)を利用。
どちらを選ぶかは電波状況により自動で選択。
4G LTEを利用する場合
下り最大225Mbps
上り最大25Mbps

 

ここに書かれているのは、理論上の最大の数値です。ですので、実際の利用でこの数値が出ることはありません。

WiMAX2+の実際の通信速度ってどのくらいなの?

これが一番重要ですよね。

東京の都心部で、電波がガンガン飛んでいるあたりだと100Mbpsくらいでることもあります。

少し離れて千葉や神奈川の中心あたりで50Mbpsくらいになります。

大阪でもそのくらいですね。

もっと離れて地方にいくと10-30Mbpsということもあります。

ただ、これは本当にエリアによって全く違いますし利用時間によっても異なりますので、あくまで例としてとらえてください。

じゃあどの位の通信速度があれば問題ないの?

例えばyoutubeの動画だとどのくらいが必要になるのでしょうか?

5Mbps位あればまずストレスなく見れるくらいです。ただモバイルの場合は常に電波が一定ではないので、たまに動きが遅くなったりすることはあります。

ですが常にこのくらいの速度が出ていれば、快適に見れます。

メールの送受信やskypeの通話などであればもっと少なくても大丈夫です。

非常に大きなファイルを頻繁にやり取りしたり、オンラインゲームをガチでやる場合には50Mbps位必要になってくるので、そういう方はエリアにもよりますがWiMAX2+では厳しくなってくるかもしれません。

WiMAX2+には場合によって速度制限がかけられることがありますので、それも把握しておきましょう。

速度制限がかかったらどうなるの?

WiMAX2+の速度制限は、ご利用のプランや通信モードによって変わってきます。

表にまとめてみました。

通常プラン(月間上限7GB)の速度制限 7GBを超えると、月末まで送受信共に最大128Kbpsまで制限。
ギガ放題プランで3日間10GBを超えた場合の速度制限 翌日の18:00~翌々日の02:00まで通信速度が1Mbps程度まで制限。
ハイスピードプラスエリアモード利用時の速度制限 WiMAX2+とau 4G LTE両方の通信方式で月7GBを超えると、
月末まで両方の通信方式で送受信共に最大128Kbpsまで制限。

1Mbpsに制限された場合、youtubeの通常画質の動画がまあまあ見れるくらいです。スマホの速度制限の128kbpsよりはだいぶ早いです。

上記の速度制限にに引っかからないよう、ある程度利用する方はギガ放題プランにする方がいいと思います。。そしてハイスピードプラスエリアモードは利用しすぎないように注意しておきましょう。